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実験中のサービスを掲載していきます。

3Dプリンタによる建物モデル製作

現況サービス提供としてはコストパフォーマンスの面から、
お客様にとってのメリットがないために提供しておりませんが、
黎明期ともいえる3Dプリンタを使ってちょっとした建物のモデルを作成してみました。

今回作成したのは以下の建物の外観をかなり省略したモデルです。

Yours

上記はパースですが、これをさらに簡略化するとこんな感じになります。
モデラーはこのくらいの単純な形状ならCADソフトでもCGソフトでも、どちらでも構わないでしょう。

ただCADの場合なら当然2DのCADではどうやっても3D出力できませんので、Autocadであれば『LT』ではなくレギュラー版が必要です。
その他のCGソフトならSTL出力に対応していれば変換を繰り返さなくて良いために便利です。
フリーであれば、Autodeskの123D等もあります。

3ds max

初めに実寸H:100mm位でバルコニーや窓などを入れてみましたが、
その段階で変換してみると、出力時間が6時間オーバーなど表示されたために残念ながら諦めました。
そのため、スケールを小さくしポリゴンをスライスし押し出しただけの本当に簡易な形状です。

基本的にはSTLというのが一般的なフォーマットの様なので、
STL形式で出力しておきます。それをさらに使うプリンタの拡張子に変換して出力できます。
これが使った3Dプリンターです。『CUBE』というメーカーのものです。15万円位だそうです。

CUBE

使った3Dプリンタはヘッドがひとつで、マテリアルの色がそのまま出てくるタイプです。
ヘッドが2つ、3つあるタイプのプリンタはマテリアルの色分けができるようです。
出力してもらったお店ではマテリアルの色の指定はできませんでした。データを渡して、いざ出力です。

約20分の時間を見るのも大変ですので、アイフォンの『微速度撮影』というアプリを使って
三脚で固定し、コマ送り(インターバル10秒)撮影しました。

屋根の部分だけうまく撮れていませんが、2階部分までは確認できます。

初めにスケール6センチくらいで出力しました。その際データ自体に問題はなかったようですが、
下のプレートののり付けが甘かったために、剥がれてしまいました。失敗作が右です。

左がスケールを小さくして再度出力したものです。出力の時間の関係もあったために、
最終的に出来上がった物は、最初に予定していたスケールの約半分、
H:30mm程度の本当に小さなものになってしまいました。これで出力時間は20分弱です。

IMG_0704

パースの様にレンダリングを止めるが如く、やり直しが簡単に出来れば良いのですが、
失敗したモデルを作ってしまった場合はコストもかかりますし、
またある種の『芸術作品』が出来上がってしまいますのでエラーチェックなども慎重になります。

今後の3Dプリンタ自体のさらなる普及と性能向上を期待しますね。
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